ROEってなに?ROAってなに?

ROEってなに?ROAってなに?

株価指標をみていると、なんだかよくわからないアルファベット三文字がたくさん出てきます。

ROE、ROA、PER、PBR…

 

株式投資家であるのならば、わけわからないでは済まされない。

ということで、今回はROE、ROAについてまとめました。

 

いってみよー!

 

ROE(自己資本利益率)ってなに?

ロエ・・・?

違います、アール・オー・イーと読みます。

 

ROE(Return On Equity)とは、日本語で自己資本利益率(株主資本利益率)といいます。

日本語でも難しい・・・。

 

私も投資初心者ですので、簡単に超かみくだいて説明します。

一言でいえば、「私たちが投資したお金でどれだけ効率よく稼いでくれるのか」を表しています。

 

計算式にすると以下のようになります。

 

ROE(%) = 純利益 / 自己資本 × 100

 

自己資本とは、、、 

自己資本 ≒ 株主から集めたお金(私たちが投資したお金)

です!(かなり単純化しました)

 

我々株主からしたら、投資したお金をフル活用して利益を稼いでほしいわけです。(言い方が悪いですが、)ROEを見ることで、無駄遣いしていないかを確認するわけです。

 

一般的には10%以上あれば良いとされていますが、業種や経済状況で変わってきますのであくまでも目安にしてください。

 

ROA(総資産利益率)ってなに?

ロア・・・?

違います、アール・オー・エーと読みます。

 

ROA(Return On Assets)とは、日本語で総資産利益率といいます。

こちらも難しいですね。

 

こちらも超簡単にかみ砕いて説明します。

一言でいえば、「会社の使えるモノ全部(総資産)を使ってどれだけ効率よく稼いでくれるのか」を表しています。

 

使えるモノ全部(総資産)とは、

使えるモノ全部(総資産) = 「返済しないといけない負債(銀行融資など)」+ 「自己資本(私たちが投資したお金)」

 

です。

 

計算式は以下のようになります。

 

ROA(%) = 純利益 / 総資産(負債+自己資本) × 100

  

自己資本(株主資本)を使うだけでは稼げる利益は限られます。

 

銀行などからお金を借りる(負債する)ことで更に稼ぐことができます。

 

つまり我々としては、この総資産=負債+自己資本(株主資本)をフル活用して利益を稼いでほしいわけです。

我々せっかく投資しているわけですから、無駄にお金を使ってほしくないですからね!

 

ROAは、私たちが投資した「株主資本」と銀行融資などの「負債」を使ってどれだけ効率よく稼いでいるのかを表しているのです。

 

ROEとROAどちらが重要?

ROEとROAの内容はわかった。ではどちらを重視するべきでしょうか?

まずROEについて考えて見ましょう。

 

ROE(自己資本利益率)が高い方がいいと言いましたが、どうやったら高くなるのか。

単純に考えられるのは、以下の2つです。

 

①自己資本比率を下げる

②利益を増やす

 

驚きましたか?

利益を増やさなくても、ROEを高くできるのです。

例を出しましょう。

 

総資産(負債+自己資本)100、内訳は負債が40、自己資本60とします。

利益は18とします。

 

この場合のROE( 自己資本利益率=利益/自己資本 )は、

ROE = 18 / 60 × 100 = 30%

です。

 

では、利益18は変えず総資産の内訳を変えてみましょう。

総資産 (負債+自己資本) 100のうち、負債が60、自己資本40とします。

 

この場合のROE(自己資本利益率=利益/自己資本)は、

ROE = 18 / 40 × 100 = 45%

です。

 

そうです、利益を増やさなくても総資産のうち負債の比率を高めれば、ROEも高くなるのです。

負債を増やしてROEを高めるなんて、何だか騙された気持ちですよね。

 

では同じ条件でROA(総資産利益率)はどうなるでしょうか。

総資産 (負債+自己資本) 100、利益18です。

 

この場合のROA(総資産利益率=利益/総資産)は、

ROA = 18 / 100 ×100 = 18%

です。

 

そうです、ROAを高めるためには利益を増やすしかないのです。

いくら負債の比率を増やしたところで、いくら自己資本の比率を増やしたところで、ROAには関係ありません。何度も言いますが、ROAは利益を増やすことでしか上昇しないのです。

 

このことからわかるように、ROAを高める方が重要です。

ROAを高める = 利益を増やす

なのです。

 

利益が増えれば、負債を増やすことなくROE(自己資本利益率)も高まります。つまり、まず企業はROAを高める(≒利益を増やす)ことを重視すべきなのです。

 

我々投資家は、ROAが低くてROEが高い企業ではなく、ROAが高い企業を見ていきましょう。

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