自己資本比率とは?

自己資本比率とは?

株価指標の一つに「自己資本比率」というのをよく目にします。

 

おそらく、何かに対しての自己資本の割合なのだろう・・・。

何%あれば健全なのかな・・・。

などなど、まとめてみました。

 

いってみよー!

 

自己資本比率とは

○○比率というからには、何かに対しての自己資本の割合を示しています。

私は投資初心者ですので、超簡単な解釈で説明します。

 

自己資本比率とは、「使えるお金のうち、自己資本はどのくらいの割合なのか」を示しています。

 

使えるお金とは何でしょうか。ここも超かみ砕いて説明します。

 

使えるお金 = 負債(銀行融資など) + 自己資本(株主資本)

です!

そうです、銀行からいつまでに返済してねと言われている「負債」と、我々株主から集めているお金「自己資本」が「使えるお金」なのです。

 

自己資本比率の計算式は以下のようになります。

 

自己資本比率(%) = 自己資本 / 使えるお金(負債+自己資本) × 100

 

つまり自己資本比率とは、使えるお金のうち、負債が〇%、自己資本が〇%の、「自己資本」の方です。

 

単純に考えて、できるだけ負債が少なくて自己資本が多い方がいい。なんなら、負債はゼロで、自己資本比率が100%が最高の状態であると思えます。

 

実際どうなのか、考えていきましょう。

 

自己資本比率100%は最適か?

ここで一つ、みなさんに考えてもらいたいことがあります。

私は投資初心者ですが、難しいことを言います(簡単に話せるほど理解できていないのかもしれません)

 

「負債(銀行融資など)の調達コスト(金利)」と、「自己資本の調達コスト(株主の期待利回り)」のどちらが高いでしょう?

 

融資の金利はおそらく3%前後です。我々株主は、投資額の3%の利回りで満足するでしょうか?

5%、10%、できるだけたくさんの利回りを期待するでしょう。

 

そうです、つまり負債よりも自己資本を調達する方がコストがかかるのです。

 

企業側としてはコストがかかる自己資本比率100%などもってのほか。できるだけ負債も利用して「使えるお金」を増やすことによって、売上をあげていきたいはずです。

 

では、我々株主はネガティブなイメージのある「負債」に対してどういう考えを持つべきでしょうか?

 

財務レバレッジについて

レバレッジってなに・・・?

レバレッジとは「てこ(梃子)」のことを言います。てこの原理の「てこ」です。人間の力の数倍の力を発揮してくれる「てこ」です。

 

負債とは「てこ」です。

 

「使えるお金」を「自己資本」の〇倍にしてくれるのが「負債」です。

これを「財務レバレッジ」と言います。

 

財務レバレッジ = 使えるお金 / 自己資本

 

勘の良い方はお気づきでしょう。財務レバレッジとは、自己資本比率の逆数です。

 

例を出しましょう。

自己資本80、負債20とします。つまり使えるお金は100、自己資本比率は80%です。

 

財務レバレッジ = 100 / 80 = 1.25

 

つまり、負債を利用したおかげで自己資本の1.25倍使えるお金が増えたわけです。

 

では自己資本80を変えず、負債を80とします。つまり使えるお金は160、自己資本比率は50%です。

 

財務レバレッジ = 160 / 80 = 2.0

 

どうでしょう。自己資本比率は下落しましたが、財務レバレッジが増加し、使えるお金も増えました。

 

そうです、負債を使うことでよりたくさんのお金を使うことができ、加速度的に企業が成長することができるのです。

 

なるほど、負債を利用して「てこの原理」で企業が成長していくことは分かった。

では自己資本比率は何%が最適なのでしょうか?

 

自己資本比率は何%が最適か?

一般的に自己資本比率50%あれば優良企業、平均約30%と言われています。

 

前述したように、企業にとって自己資本比率を高めすぎることはコストがかさみます。コストが増えることは我々投資家にとっても良くないことです。

 

そこで最低ボーダーとして30%、理想として50%以上として企業をみてはいかがでしょうか。

 

上限としても70%までかと思います。(勉強不足ですが、自己資本比率が高すぎるとTBO(敵対的買収)の要因になるということも聞いたことがあります)

 

企業を見極める一つの参考としてお考え下さい。

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